金髪の君*完結




「あ、あり--えっ…?」


助けてもらったことにお礼を言おうと口を開いたが、何故か心の温もりに包まれた。


---えっ?えっ?えっ?


今の状況を把握しようとするが、どうして抱きしめられたのかが全くわからない。


安心する温もりに力が抜け、心の肩に顔を埋(うず)めながら目を閉じた。


「--ひゃぁ!」


首筋に感じるヌルッとした感触に驚き、声をあげた。


「し、しんち--ぁっ…」


エスカレートする行為に体がゾクゾクする。


首筋が吸われチクッと痛みを感じ、キスマークを付けられたことに気付く。


「ちょっ、キスマークは…」


肩に埋めていた顔を離し、手を突っぱねる。