「そのご飯を水口くんが食べるんだよね。」
「ちょっ、アッキー!」
「ふぅ~ん、ラブラブですね♪」
顔を赤くする美穂をからかう。
部屋に荷物を置き、一階に降りお茶をしたらいつの間にか六時になっていた。
一成と心は運転疲れで休憩中、銀は放心状態、一樹は女子トークの邪魔をしないように部屋にいる。
『皆で楽しみたいからお手伝いさんには来てもらってないから』とケロッと言ったアッキーの"お手伝いさん"の部分に驚いたが、『だから皆でご飯作ろう?』と言ったのを合図に夕飯作りを開始した。
『料理できない』と言ったアッキーが簡単に出来る料理"カレー"を作ることにした。
料理開始から10分。
女子トークからずーっと続いていた美穂一人で銀への愚痴大会。
結局終止符をうったのは『そのご飯を水口くんが食べるんだよね。』と言ったアッキー言葉だった。

