「未来大丈夫?顔赤いけど…」
未来の隣に座り、顔を覗き込む一樹に
「あっ、いや、か、かずくん…
なんでもないです…」
焦る未来の声が聞こえた。
クスクスと笑っていると「葵ちゃん!」と怒鳴る未来。
懐かしいやり取りに頬が緩む。
---コンコン…
窓を叩く音が聞こえ、窓へ視線を向けるとアッキー、一成、美穂、銀の4人が外に立って車の中を覗いていた。
車のエンジンがかかっているのを確認してから窓を開閉するボタンを押し、フルスモークの窓を下げる。
「葵、また後でね。」
窓が下がるのを待っていた美穂が私の顔が見えると同時に言葉をかけた。

