改札口を通り、彼の一歩後ろを歩く。 『金髪の方が似合ってる。』 彼の言葉が頭を巡る。 髪の毛を引っ張り −−元に戻そう… いつまでも過去に縛られないでちゃんと前へ進もうと決意した。 心の背中に 「絶対に振り向かせてやる」 と小さく呟く。 明日からは夏休み。 決意を胸に、、、