金髪の君*完結



「はぁ…」


溜め息と同時に離された腕。
寂しいと思うのは彼に恋をしているから。
だけど、助けてくれたことが凄く嬉しくて笑顔になる。


「お前さ、何してんの?」


心の言葉で笑顔が一瞬で消える。


「えっ?」


「酒飲みすぎ。」


壁に背中を付け怠そうに立つ心。


「心ちゃんだって飲んでるじゃん!」


思い出すのは、カウンターで女子に囲まれビールをのんでる心の姿。
お酒で熱くなった体は、心への苛立ちによって更に熱くなる。

心は怒鳴る私をジッと見る。


「心ちゃんだってお酒飲んでんじゃん!煙草だって!
なのになんで私はダメなの!?」