金髪の君*完結



「まさかオタクに負けるなんて…
お、俺、A組に下がる…。」


テンションがた落ちの銀。


「銀くん次頑張ろう…?」


肩を落とし落ち込んでいる銀を慰める。


「3年なんだから落ちるわけないでしょ。
留年したら落ちるだろうけど。」

「つ、冷たい…
そーゆー美穂はどうなんだよ!」

落ち込んでいた銀は美穂を睨む。


「んっ。」


美穂が指を指した方に視線を向けると


『20位830点 3年S組 羽山美穂』

S組40人中20位。


「20位…」


肩を落とし再び落ち込む銀。


「葵とアッキーはどうだったの?」


落ち込んだ銀を無視する美穂。