「こら、銀。 いじけてないで帰るよ!」 突っ伏している銀の体を揺らす美穂。 前だったら叩いているはずの美穂が付き合ってから優しくなったなと思い笑いが漏れる。 「はぁ…」 溜め息を吐きながら体を起こした銀。 「「プッ!」」 突然噴き出した私とアッキーに銀が頭を傾ける。 「アハハハ!!」 「フフフッ…」 白とピンクの水玉模様のシュシュをチョンマゲにし付けている銀、頭を傾けた姿が可笑しくて笑える。 我慢できなくて笑い出した私とアッキーに、訳が分からなくムスッとする銀。