「ううん、私が悪かったんだし謝らないで…
ホント、気付かなくてごめん。」
2人で机がつく位置まで頭を下げている私達は、周りからみたら変な光景だと思う。
周りの目なんか気にせずに謝り続ける2人。
「フフ…」
「アハハ」
頭を下げたまま笑い出す。
「謝るのは終わり!」
美穂の言葉に頭を上げると笑顔の美穂が視界に入る。
「実は、土曜のことで話があるんだ…」
視線を下に向けた美穂。
なかなか話し出せない美穂に
「あの後、銀くんに会った?」
助け船を出す。
「う、ん…」
美穂は下を向いたまま、小さな声で呟く。

