『俺にバトンを渡すことだけを考えてろ。』 心を見つめ、思い出すのはあの言葉。 そっと目を伏せる。 小さく深呼吸をし、そのまま空を見上げる。 視界には白い雲に覆われた空。 −−−中学最後の体育祭もこんな天気だったな… 「よし!」 再び、心を視界に入れ彼に微笑む。 『私は大丈夫だよ』と伝わるように。