−−−あっ… 視界に入るバトン。 バトンは美穂の手から滑り落ち地面へ… 地面を転がるバトンを見つめる美穂。 そんな美穂をどんどん抜かす選手達。 「美穂!!」 銀が意識を飛ばした美穂に叫ぶ。 美穂は銀の声で我に返り、バトンを拾い走り出した。 走っている美穂を手を握りしめ見守る。 『銀は1番がいいって絶対に言うから1番で、その乱暴なバトンパスを受け取るのは私でいいかな?』 『美穂ちゃんってさ、水口くんのこと好きなんじゃないかな?』 −−−美穂…