8番目の私は、コースの内側で待機すると、コースに立ちスタートを待つ美穂を見つけた。 「美穂!!」 振り向いた美穂に 「頑張ろうね!」 と声をかけた。 美穂は頷き「葵もね!」と言い、スタート位置に視線を向ける。 視線の先には銀。 美穂の瞳は一瞬、寂しいそうな目をした。 『美穂ちゃんってさ、銀くんのこと−−−−』 再び頭に浮かぶアッキーの言葉。 頭を振り考えを切り替える。 再び見た美穂の顔は、いつもと同じで安堵する。