ピィーーーーーー!! 再び鳴った笛の音で騎馬戦… ではなく、乱闘が始まった。 「うおぉぉぉぉぉーー」 「藤森狙えぇぇー」 「死ねぇぇぇ」 グラウンドに響く怒鳴り声や殴る音。 −−有り得ない… グラウンドは一瞬で地獄絵図に変わった。 見ていられなくて、手の平で目を隠すと聞こえてくる女子の声。 「きゃーー!藤森くんカッコイイ!!」 「後藤くんつよーい!」 「銀くん抱いてぇー!」 そんな声を聞いていると、肩を叩かれた。