金髪の君*完結


一樹は肩を震わせ笑っていて、心は眉間にシワを寄せている。
恥ずかしくて顔を俯かせていると


「おい。」


再び呼ばれた。


「なんでございましょう。」


俯いたまま返答する。


「ぶはっ!」


肩を震わせていた一樹は我慢できなくなり噴き出した。
俯いたまま一樹を睨んでいると、頭の上から溜め息が聞こえた。


「お前さぁ…なんなの?」



−−へ?

−−−意味がわからない…


「な、何が?」


「はぁ…
俺のことなんつー呼び方してんだ。」


−−−呼び方?


「へ?」


咄嗟に上げてしまった顔。
心と視線が合い見つめ合う。