「ベッドの中で一緒に汗かけば、一発で治る。」 手を抓っても肩から腕を離さない銀は、またしても変態発言。 「変態。」 呆れつつ、今以上に強く手を抓るが離れない。 近くにある銀の顔を睨むが効果がなく笑顔な銀に苛立つ。 「離して!美「美穂はいねぇよ。」」 「先公に呼ばれて職員室。」 「……」 「なぁ、俺マジなんだけど。」 真剣な顔をする銀にドキッと心が高鳴る。 「あ、うん…ごめん、ね?」 しっかり断れないのは今の関係が壊れてしまうんではないかと思ったから。