金髪の君*完結




−−−この声は…


抱き着かれたまま首だけ動かし後ろを振り返る。


「大丈夫?あおちゃん。」


笑顔の一樹が立っていた。



「ありがとう。」


「いえいえ、それより羽山さん達離れてあげなよ。」


「えぇー!嫌だ!
昼休み呼びだされたっきり帰ってこないから心配したんだもん。」


一樹の言葉に素直に離れるアッキー、美穂は離れない様子。


「美穂、心配かけてご「それに!」」


−−−ん?


「葵の胸大きくて抱き心地バッチグー!!」


「ひぁ!」


抱き着いていた美穂は離れ、胸を揉む。