金髪の君*完結




近づいてくる心の顔


「おめぇなんかいなくなればいい。」


「−−っつ」


耳元で囁かれた言葉は私の心を突き刺した。
痛いと叫ぶ心に涙を流す。


「泣いてんじゃねぇよ。」

そう言いペロッと涙を舐める。


そのまま首に顔を埋め首筋に噛み付いた。


「−−いっ!!」


噛まれた所は痺れ熱を持つ。


「あーぁ、血ぃ出たな…」


ニヤリと笑い心は血を舐め取る。


−−−何…


「おめぇなんか傷つけばいい。」


ワイシャツに手をかけ勢いよく開き弾け飛ぶボタン。
あらわになった下着をずらし胸に吸い付く。


−−誰…


スカートに手を入れ太ももを触る。




−−−−誰…この人…