金髪の君*完結




天井を見つめていると近づいてくる足音。


「−−っへ?」


目の前には私を馬乗りにした心がいた。


「おめぇさ…なんなの?」


「え?」


「なんでいんだよ。」


「なんでって…」


「おめぇの顔なんて見たくねぇんだよ。」


そう言った心の瞳は寂しそうな悔しそうな目をしていた。