これから先、和哉のように何も知らない男が彼女に近付いて、 あのスッピンを受け入れられなくて、 彼女が傷ついてしまう。 そんな事態は許せない。 彼女にそんな思いをさせるぐらいなら、 そんな男達に彼女を奪われるぐらいなら、 僕が奪った方がいい! 僕なら彼女を泣かせるようなことはしない。 僕なら幸せにしてあげられる――