ビター恋愛~過酷な試練~㊤



まともに顔も見れない。



悲しそうな顔がライトに照らされ浮かび上がる。




「レン・・・何で叫んでるの?怪我・・・酷かったの?」




涙目で見てくる愛子が愛しくて、けど血が繋がってるってだけで抱き寄せることもかなわない。



愛子は俺の左腕の(さっきぶつけた)痣を見ていた。



「あっ・・・これは違うくて・・・。ちょっと先生にいろいろ言われたんだ」


「・・・・うん・・・」



首を縦に振った。



話・・・変えねーと・・。



「あ、愛子!手術俺の血、輸血できるってさ!」



「本当?!良かったぁ・・・。低い確率って凄いねっ」