ビター恋愛~過酷な試練~㊤

「・・・本城さんも一度・・・血液検査を受けていただけますか?」



「なぜ・・・ですか?」



何で俺まで?



深刻だった顔がもっと深刻になる。




けど自分の事に関して嫌気が差すほど冷静だった。




「・・・・あなたの血液が何か一致するかもしれないからです」


「は?」


「血縁関係になくても・・・血液のタイプが一致すれば・・・何とか」



真面目に話す顔がもう、イメージとして定着していた。