ビター恋愛~過酷な試練~㊤




「レンのバカぁっ・・・」





学校は・・行けない。



少なくとも今日は。





‘キライ?’・・・・




そりゃもう大嫌いですよ!・・・・って笑って言ってたら何か変わってたのかな。




走り続けてたどり着いたのは、川岸だった。雑草だらけで見栄えの悪い川岸。・・・・・こんな所あったけ?



凹んだ小さなくぼみに座り込んみながら考えた。




あれは本当にレン自身の意思なのかって。




けど、いくら考えてもあの顔は本気のよう。