「私もあなたくらいの時に、婚約してた人がいてね・・」 急に語りだしたのを見ながら、うなずいた。 横顔は、綺麗でモデルさんみたいだ。 「でも・・・ある理由で・・・―――この世を去った・・・」 「え・・・?」 ただ口を開けてるだけ。 私は母音しか発せないくらい驚いていたのだろう。 無意識に口をパクパクさせていた。