「・・・・あら。泣いてるの?」 「ちっ・・・――ちが・・・」 『違う』・・その一言がいえなかった。 図星さされてるのに何も・・・。 「・・・・私ね・・・」 ふと木崎さんは口を柔らかく開いた。 長い髪が左右に揺れる。 「愛子ちゃんには、幸せになって欲しいのよ」 それって・・・・?