ビター恋愛~過酷な試練~㊤






「あ・・・愛子っ・・・。ごめ・・俺・・・」




さりげなく、目を泳がして謝るレン。




私…そんなレンみたくないの。




冷えた外はまるで、二人を引き裂くかのような空気だった。





「レン・・・何で叫んでるの?怪我・・・酷かったの?」



どうしてなの??


どうして悲しい顔してるの?


全部、私のせいなの?





「あっ・・・これは違うくて・・・。ちょっと先生にいろいろ言われたんだ」



そんな苦しい言い訳・・・見透かしちゃうんだから。




嘘・…つかないで欲しかったのに。



本当は、嘘じゃなくて…嘘よりも遥かに温かいレンの腕を借りたかったのに。





「・・・・うん・・・」