「寝顔かわいい~。 写真とっちゃお♪」 あたしはポケットから 携帯を取り出す。 カメラを作動。 シャッター音は仕方ない。 カシャリ、と音がした。 片桐くんはお構いなしに 眠ってるようだ。 「よしっ。バッチリ♪ これは永久保存だあ~」 満足して片桐くんを 起こさないように立ち上がった時、 誰かに腕を引っ張られて あたしの体は急降下。