「あらめずらしいーフリーなんて」 「嫌味ですか?」 少しイラついた自分の心をそっとしまった。 「あっそ。ほら8組着いたよ」 汗ばんだ手がもっともっとべとべとになる。 「柚月ー」 美央が8組の教室の中をのぞき叫ぶ。