日はあっという間に経ち、とうとう帰る日がやってきた。

覚悟してきたのにもかかわらず、先輩とは何もなかった。

まだキスさえもしていない…


「おい、行くぞ」


朝起きると、先輩にいきなり言われる。


「行くってどこに?」

「遊びにだよ…」


遊びに?

それってつまり…


「デートってことですか!?」