「先輩!!」


あたしは走って抱き付いた。

久しぶりの感触…

ってあれ?

なんか違う…


「おい、何やってんだよ」


あれ…?

後ろから先輩の声が聞こえる。

じゃぁこの人は…

恐る恐る見上げた。


「…スミマセン!!」


…人違いでした。