水玉恋模様

「くっそー、今度こそ…」



「りんってバカだなぁ」

そう言って祐也がりんの後ろに立つ。

(なっななな)

「そんなシュートで入るわけないだろ」


(わぁ、祐也の手大きいな…。)


「いいか。目そらすんじゃねぇぞ」



(あっ、背また伸びてるし、やっぱ男の子だなぁ)


ドキ…ドキ…



(もしかして今あたし顔赤い!?こんとこ茜にみられたらー)

チラッー

「!?」


ゴトッ


「あぁー!!お前今目反らしたろっ、そらすなっていってんのに!」


「わ、わかってるって…!」


「んだよ。せっかく教えてやってるのに」










今…茜の顔が。