「これとか?」
湊が差し出してきたのは
白のシフォン系ワンピースで胸元には
黒のリボンがついた服だった。
「えっあたしこんなの似合わないよ…」
だってこんなふんわりした服とか着たことないし
白とか…自信ないなぁ。
「いいから試着して来い」
湊に言われてしかたなく試着室にむかった。
やっぱり自信ない…
この服可愛いけどあたし着こなせないよ。
ワンピースを来て鏡に映る自分を見た。
「わぁ……」
ぴったりだった。
変ではなかった。
でも似合ってるかどうかは別だと思う。
湊なんていうかな…
「着替えたか?」
そうしてるうちにカーテンの向こうから
湊の声がした。
「うん。でも…似合ってないとおもう」
あたしが自信なさそうに答えると
湊がカーテンを開けた。

