「あたし、もっと湊のこと知りたい。」
おもったことを素直にいった。
だってあたし湊のことなんにもしらないから。
知ってるのは名前と年齢ぐらい。
湊のことをもっと、もっと知りたくなった。
「わかった。」
一言言って湊は携帯を構い始めた。
それからしばらくして
買い物に行くといいだしてあたしたちは
ファミレスを後にした。
向かった先は駅前のデパートらしきとこだった。
「なに買うの?」
「いろいろ」
いろいろっていろいろか。
質問しても同じ答えが返って来そうだったから
あえて聞くのはやめておいた。
それより
さりげなく繋がれたあたしたちの手。
それが嬉しくてなんだかドキドキした。
なんかあたしたちって恋人みたい。
手から伝わる湊の体温が全身にわたっていく…
それだけで幸福感で満ちた。
それと同時に思うことがあった。
あたしなんか彼女にしてもよかったのかな?
湊はやっぱりかっこいい。
道行く人が振り返り湊を指差してみたり、
女の子なんか顔を赤くしてみたりしている。
それくらい湊はカッコイイ。

