「愛してるよ、伸ちゃん」 祖父母の家に引き取られ 母親の最期を看取った どこまでもあったかくて どこまでもまっすぐだった母親の 最期の言葉なんて 「幸せにできなくてごめんね」 思い出すだけで かわいそうで 理不尽で どれだけ無念だったろう どれだけ辛かったろう なんでこんなに善い人が なんでこんなに強い人が こんな仕打ちをうけるんだよ