「はあぁあ‥疲れたねえ
揺花」

『むはぁ~…やっと
終わったよぉー』
やっと6時間目の授業を終えて 帰ろうとしていた私と
仲良しの真優(マユウ)。

「あ!ねぇ、帰りさぁ…
本屋さん行って良い?」

『あぁ、良いよぉ』
真優は2週間くらい前から
本屋さんの店員さんに
恋をしているらしい。
私は真優にその事を言われてから一度見てみたいという好奇心があったため、着いていく事にした。