「もう!一樹たら!」
何だ。
このラブラブオーラは…。
あたし、邪魔みたいね。
邪魔者は、退散しよっと!
「あたし
ちょっと、用事あるからさきに食べてていいから」
「えっ?
そうなの?
じゃあ、一樹行こう!」
「うん!」
はぁー。
あたし、どこで食べようかなぁ。
屋上、行ってみよ。
開いてるかなぁ。
屋上へ行く道って覚えやすいし…
意外に近くなんだ。
ここかぁ。
ガラっ
「うわぁっ…
広い!!眺めもい…」
えっ…
よく見たら女の人と奏らしき人が抱き合って熱いキスをしていた。
あれって間違いなく奏だ。
背が高くて、ちょっとだけ茶色い髪の毛。
間違いなく奏だね。
実は、女たらしなのかも。
って!!
ヤバッ!!
見ちゃった。
ここは、退散しよ。
「すみません。
お邪魔しました。」
ガッチャン

