奏は、あたしにとってかけがえのない存在なのかも知れない。 支えられたり、励まされたり… 一緒の時間を過ごしたり…。 その一緒にいる一秒一秒が大切な時間なんだ。 今まで… そんなこと考えたこと何てなかった。 自分の過去や周りに捕らわれてばっかりで… 人を散々傷つけたかも知れない。 そんなことにも気づかなかった。 それを教えてくれたのは、全部… 奏…。