「でもさぁ~ いつまでも避けてたら変わんないよ? それでもいいの? そんなんじゃねぇよって言ったのも理由があるのかも知れないし」 「そうだよね。 もう少し頑張ろう…」 あの言葉の理由かぁ…。 あの言葉は、好きか嫌いかの答えになってないもんね。 それに本当の答えを知る権利があるのは、中井さんじゃない。 あたしなんだ…。 「何かさぁ~ 麗変わったね! 言葉も優しくなったし、今まで以上に綺麗にもん!」 「何言ってるの! そんなわけないから! ほら、食べないと昼休み終わる!」 「そうだね!」