はぁ…。
今日は、最悪。
数学も英語も散々だった…。
「はぁ…」
「麗!!
どうしちゃったの!?」
「麗ちゃん、大丈夫?
魂が…」
「あぁ……
ああ!!
もう嫌!!」
もうダメ…。
モヤモヤして。
気分悪い…。
疲れた…。
「天才的な頭脳がとうとう壊れちゃった?
麗でも、恋の病には、勝てないだね!」
「「恋!?」
何で、全員反応してるの!
未来も声がでかい。
はぁ…。
何だか体がだるい…。
「麗様が…」
「麗ちゃんが…」
「俺達の麗様が…」
「皆、静かに!
麗ちゃんは、女の子だよ?
それにロボットじゃないんだから間違えることもある」
「そういうこと!
じゃあ、麗!
お昼食べよ!」

