ひまわり

















「付き合ってるか、聞きたかったんでしょ?」

















「はい…
でも、どうしてわかったんですか?」





















どうしてって…







ほとんどの女子は、そんなこと考えてるし。








奏って名前が出た時点でそれしかないし。







頭使えば簡単なこと。























「奏って名前が出た時点で、それしかないから。」






















「頭いいんですね!
それで、あの…」


























「言っとくけど、好きじゃないから。
学校着いたから、じゃあ」

























「あっ!
待ってください!」


















しつこい。



待てと言われて待つ人何て、いないから。









うわぁっ…。




まだ付いてくる。




最悪…。











無駄に体力使いたくないけど…。









しょうがない…。









走ろう!



















「はぁはぁ…」


















あともう少しで、教室…。