過去2
  立教中学が嫌になって慶応高校に鞍替えした。慶応といっても志木高校なのだが・・。いじめが嫌で人間関係が嫌でする必要もない高校受験をしたわけだ。その頃から僕は少しづつ気がふれはじめた。エスカレーターの立教ブランドにのってればいいものをいじめられているからという卑小な理由のみでわざわざ荻窪のSAPIXに中学2年の終わりから通った。1年間。中学3年はみっちり。SAPIXでもいじめられるのは怖かっただから自分を必死に殺し息を潜めていた、だからいじめられはしなかったが当然のように友達は1人もできなかった。塾の成績はすこぶるよかった。2年時にはとても慶応なんてうからないかと思われていたが、1年間もうスピードの追い込み。自分でも驚いた。しかしそのように思い通りに学力がハイスピードであがり狙い通りに慶応志木に受かったというのはよかったことなのか定かではない。落ちて学費の安い都立高校に行っていたらそれはそれで人生が違っていたかもしれない。でもたらればの世界だね。都立高校は共学の世界、彼女でも首尾よくできていたならばそれなりに楽しい高校生活が送れてまっとうな勤め人28才洋次郎という人物になっていたかもしれないが、いじめられたら男子校よりも悲惨に違いない
対人恐怖に加え女性不信とか人間不信、が追加されてしまっていたかもしれない。結局僕の人生はいつもロウリスクロウリターンを歩む。そう自らが選択するからに他ならないわけだが・・。それ故墓穴を踏んでばかりななのだ。