‥‥あっという間に昼休み。 「宮本‥‥‥さん? 案内してくれる?」 瀬川くんが話し掛けて来た。 「あ‥‥うん。」 女子の目線が痛い。 早く終わらせよう。 「じゃあ、ついてきて?」 「ありがとう」 また微笑む。 女子は倒れた。 馬鹿か。 と思いながら 教室を出た。