「やっぱ、今日だと思ってたのか!まぁ気にすんなよ。その制服、たった1日しか着ないなんてもったいないし!」 「………うん!そうだね」 なんて言おう、と穂香は考えていた。 ここで適当にごまかしたとしても、学校に行けば宮本は穂香の転校を確実に知る。 嘘はつきたくない、と思って穂香は宮本に転校のことを打ち明けることにした。 「たっけん、あのさ……!」