平凡少女の憂鬱


「奈美ちゃん、はーやーくー。」


うっさい、魔王!

そんなこと言うなら先に行けばいいじゃないか。



「とろいな・・・。」



聞こえないように言ったつもりかもしれないが聞こえてるぞ、悪魔!




「あんたら、黙っててよ!!」



これでも、急いでるんだからね!

嫌嫌だけど。



私は髪を急いでセットし、制服にも着替えた。

今思うと、私あいつらにパジャマ見られたじゃん。

うわ、恥ずかし!




「あとは朝ごはん!!」




「・・・は食べなくていいから早く行きなさい!!」



私の言葉に重ねるように聞こえた母の言葉。

お母さん何言ってるの!?

朝ごはんは一日のエネルギーなんだよ!?