「いい加減たぬき寝入りなんて辞めなさいな。」


「…参考意見。」


「何時までも逃げていけるなんて思わないことね。」


「お前の姫様が待ってるぜ。」


見ると、サングラスに帽子のMinAがこちらを伺ってる。


「あの宝石は私のものよ。今までも、これからも。じゃあ。」


2人、噛み合わない会話を勝手に交わして。


キレイな女の人は、MinAの元へ駆けていった