私の世界が終わるような驚きにも。

「頭、大丈夫でしたか?」

車はパーキングエリアを出て矢のように走る。

「ミナさん、でしたよね。すみません。やはりまだ頭が…?」

「あ、いえいえ、元気です!」

「そうですか?ならいいんですが…」

ちょっと心配そうな顔。

やっぱり、「そんな顔しないでっ!」とこっちが泣きたくなるほど、美人さんだぁ…