「MinA…」

どうして?ここに?

「アタシは、確かにヒトミの事大好き。今日がなかったら、狂っちゃうって思うほどね。でも…。」

篠塚さんと育ててきた、歌手・MinAだって大事だよ。


「そうだよ。マネージャーさんは、すっごく大事。ね!」


MinAと入れ替わったコタローのお客さんも。


嬉しい言葉をくれる。


「アタシ、世界進出だってそのうちする。篠塚さんとの夢だって、忘れてなんかないから。」


だから今日だって、こうやって戻ってきたしね。


不敵に笑うMinAは、一層眩しく輝いていた。