ワガママ。

他人から見たら、それに尽きるかもしれない。

でも、傍目には平穏に見える私の人生でさえ、

譲りたくないキモチ、溢れてる。

誰のものでもない、『私』を。

「自分の人生を生きる時間が、MinAにもあっていい。だからこそ…。」


渋ったり、怒ったり、今は泣いているあなた。

「文句いいながらも、私たちに協力してくれているんですよね、マネージャーさん?」

私の言葉は残酷な真実だったのだろう。


マネージャーさんから、今度は嗚咽が漏れた。