美人カフェ“BLUE BIRD”

「日本らしいこと、やってみたいです!」

翌日。

起きてもまだ私を見るなりカッチコチに固まるミナさんに、週末の特別修行メニューを差し出したところ、そう言って『お茶』を指定してきました。

「じゃあ、着物も着ますか?」

「はいっ!」

・・・非常に嬉しそうな顔で、ミナさんは笑いました。

「んじゃ今日は着物レンタル屋にデートしなきゃな。」

「はいっ!よろしくお願いします、セイさん!」

「ぱぱっと決めろよ。今日は映画行ってからエステの予定が入ってるからな。」

「は~い。」

セイは「2週間夕方や夜借りるから」と、ミナさんを連れまわす予定のようです。

私に提出してきたスケジュールにはあらゆる娯楽や美容のメニュー。中には『合コン』なんていうのがありました。

不思議ですね。「素人なんて磨いたってしょせん石コロがちょっとマシな石コロになるだけだ」と言っていて、あまりのり気じゃなかったセイですのに。

セイは、本気のようです。

そしてその『本気』が私にまで飛び火するなんて・・・。