そしてピコちゃんは語り始めた

なぜ空が青いのか

なぜ人は人を愛するのか

なぜマックのポテトはあんなに美味しいのかということを時には泣き時には熱く僕に語り続けた

(いや、ちょいまて。んなこと語られても僕にどうしろと?)

語り尽くした感で満面の笑みを浮かべるピコちゃんに言い知れぬ殺意を覚える僕であった

つづく