Don't leave

前回の約束から10日後。


私達は逢う約束をした。



凄く迷ったけれど、その時に話そうと思った。




きっと、その時に話さなければ…


私はつかささんに言えないままになってしまう。


つかささんに内緒にしたまま風俗をやるなんて、絶対に出来ないし、しちゃいけない。



だから話す。



怖くて怖くて仕方ないけど、話す。




話して、終わりにしよう。



私はこんな女なんだよと、あなたを裏切ろうとする女なんだよと、笑って終わりにしよう。




せめて、あなたの記憶に、ずっと残ればいい。



あなたが死ぬまで忘れられない女になれたらいい。


良い意味でなんかなくてもいい。


悪い意味で構わない。



付き合った期間は短かったし、過去は色々問題ありだし、風俗始めるような女だったけど、

でも楽しかったな。



そう思ってもらえたら、


あなたが時々は思い出してくれたら、



それでいいよ。








時が進んで行くのが怖い。


時計の秒針がカチカチと進む度に、



私と彼の破滅が近付いている。





夜、あまり眠れなかった。




どうしようもなく体が震えた。