「お前は体が汚れている」


やめて。

「お前は心も汚れている」


やめてやめて。

「お前は幸せになる権利なんかない」


やめてやめてやめてやめて!
言わないで!




義父と旦那と、他に…


ぐるぐる回る。
笑いながら私の周りをぐるぐる回る。

口を大きく開けて笑っている。


私を指差してる。




「やめてぇ………っ」


私は耳を塞いだ。







「…………っっ…」



汗でベトベトの感触が気持ち悪い。


「…夢……」




私はいつまでも開放されない。


過去からも。
自分の罪深さからも。




「もう朝か…」




消えてしまいたい。




子供達の存在は

私の救いであり
同時に
私を苦しめるもの。



そう思ってしまう自分を、

最低だと思う。




私は生きてる意味なんてあるのだろうか。



今日も1日が始まる。